ピアノの状態に関するネット上の情報

ピアノの調律やタッチについて

一般の方に分かりやすいように、また一般のユーザーにも利用できるように

色々な情報がネット上にはありますが

必ず正しいものではありません

例えば鍵盤の重さを計る方法として「10円玉を10枚重ねて鍵盤に置く」

という情報が流されていたりしますが

 

これは必ずしも正しいとは言えない計測法です

 

一番の問題点は、鍵盤が戻ろうとする重量を加味していないからです

実際に鍵盤の支点の同じ長さ同じ重さを鉛を入れたとしましょう

この場合上記の計測法では鍵盤が落ちてくれない事が生じたりします

でも、タッチの重さ的には、それほどの変化を感じないのです

 

それは戻ろうとする鍵盤が引き上げてくる力も増えているからです

この場合はタッチ的には、高級感のようなものを感じる感覚になりますが

問題として鍵盤の動きが遅くなる可能性があります

ピアノの設計はそれを加味して程よい鍵盤の重さ、バランスの状態と言うのがあります

 

それだけでなく、例えば鍵盤の二度打ちするような症状のピアノの何処に問題があるかとか

その答えも状態によって様々です。

打弦するストロークが長すぎたり、鍵盤とアクションとの接合部に遊びが生じていたり

ピアノハンマーが弦に近づきすぎていたり

大概は、打弦運動になんらかの問題があるのですが

そうとも言いきれないケースというのも考えられるのです

フレンジコードが切れていたりとか

 

ネットの情報を信じるより、やはり技術者に状態を観てもらう

それに勝るものはありませんからネットの情報は全てじゃないと考えられると良いと思います