ほんの0.2ミリの事なれど

今日の仕事先のピアノの事

なんだか少し物足りなさを感じる

やや鍵盤の深さが浅いようで

調べてみると、バランスクロスの長年経緯の磨耗によるものと思われ

原因のバランスクロス(これが鍵盤の下に入ってます)

左が古いもので、右が新しいもの、ほんの少し古いものが薄くなってます

本来なら全交換と行きたいけど、先日別のピアノの虫食いで30個ほど使っていて

88鍵分は今日は持っていなかったので

クロス全交換は来年にということでとりあえず

鍵盤中央の筬に薄い紙を挟みこんで、今回はそれでしのぎます

来年、交換するとメモすると共に抜きやすいように

ピンクの紙を見えるようにして挟みこみました

これによって、鍵盤の高さが手前では紙の厚み倍の高さ変化します

片手で写真を写すのも困難で見ずらくて申し訳ないですが

通常鍵盤は棚板から白鍵の上部まで(UPピアノ)64ミリ~66ミリ

それが上写真のように64に届くかな~という高さだったのですが

64ミリは越えてくれて、64.2~64.3ミリといった高さに変わりました

これによって鍵盤深さが、測定位置で「0.15ミリ」ほど88鍵全般に深くなりました

偶然にも狙った寸法に入りました

タッチはなんだか「わお~っ、ソフトというかシックリ感がきたーーー!」的な

でも、本当はクロスを変えましょうね

以上、ピアノの消耗部品のお話しでした。

ピアノの寿命について(中古ピアノ購入、修理の参考に)

調律師に修理が必要と言われたとか、中古ピアノを購入したいと思った時

一般の方では、どういう判断をすれば良いのか、なかなか難しいものです

そこで、よくお客様と私が話をする時に例えるのが

 

「ピアノって80年90年使える楽器ですので、少し女性と似ているのです」

なぜ、毎年ピアノを手入れしてもらう必要があるのかも同時に分かるかもです

 

「二十歳までは、なんでも来いの若々しい時期」

「30年ぐらい経ってるピアノなら、まさに艶のある頃ですが、お手入れをどうして来たかで変わる所も」

それこそ化粧品選びなんかも慎重にならざるを得ませんね

「45歳から50歳で、なかなかお肌であるとか思うように行かなくなります」

人に寄っては腰痛に悩まされたり、色んなところで年齢を感じたり、でも若い人もいます(差が出ると言っても良いかも)

 

「ピアノの場合も以下のような感じでしょうか、、、」

 

90年後?製品にもよりますが、合掌かも知れませんね

 

中古ピアノ購入したいけど、どのように選べば良いのか

年数が20年以内なら大きな心配はないかも、でもそんな中古はなかなか出ませんし、あっても高価です

それに20年以内でも、前の使用者のお手入れに寄ります

使用度の多いユーザーだった場合、グランドの下取り品などの場合は鍵盤フェルトが気になります

ハンマーの消耗度合いも

 

30年以上になると、どこを修理しているか?鍵盤のフェルト類の全交換とかは必要になりますけど

中身をよく見せてもらうと良いでしょうね、分からなくても鍵盤の裏までも「見せてください!」と

ピアノ線にサビがついていないかも見るところです

「必要な所は交換しています!」と信頼が出来るか、セールスマンのトークにも乗せられないように注意です。

 

40年以上の経過のピアノで信頼して買いたいのであれば、ピアノ線の総交換の処理は欠かせなくなるかも

それをされていないなら、ある部分は諦めての購入になってしまいますでしょうか、、、

 

最後に、、、、よく、「100年ものピアノを治す」とかありますヨーロッパの超一流品、それも鉄骨を外して響板のニス塗りとか、、

大修理をされますよね、費用も莫大になりますが、さすがにそれだけの値打ちが商品にあるからでしょう